先日の金曜日(9/25)が、現派遣先での最終出社日だった。
約1年9ヶ月の勤務で、これまで経験した派遣先の中では一番短い期間となった。
今回は向こうから契約を切られる、いわゆる派遣切りという形になったわけだが、実は自分でも次の派遣先を探していたというのは前の記事で話した。
つまり、向こうから契約を切られたとはいえ、自分としても今の仕事を続けるのは難しいと感じていたのである。
今後のためにも、何が悪かったのか、何が自分に合わなかったのかを振り返って、自分の中で整理しておこうと思う。
派遣先での仕事の内容
詳細な情報は避けるが、自動車関係の組み込みアプリ開発。
テストをしたり、バグ修正のためにプログラムを書いたり、設計してみたり。
組み込み系の開発業務は以前にも2年ほど経験があるが、そのときはほとんどテストがメインだった。
設計やプログラミングも多少は経験したものの、本格的に開発業務に携わるのは実質今回が初めてである。
何がしんどかったか
必要な知識が広すぎる
まず、必要な知識がとにかく多かった。
自分の所属するチームが担当していたアプリケーションは、それ単体で動いているわけではなく、別のアプリAやBなどと連携しながら動作するものだった。
そのため、自分たちが担当するアプリケーションだけを理解していればいいというわけではない。
例えば、
・アプリAとの通信には〇〇という形式を使用しているが、別のアプリBとの通信には□□という形式を使用している。
・さらに、システム全体で見ると、ほかにも様々なアプリケーションや仕組みが存在している。
といった具合である。
もちろん、すべてを完璧に理解する必要はないのだが、不具合の調査や設計をするとなると、自分の担当範囲だけを見ていても解決できないことが多い。
自分なりに調べたり、メモを残したりはしていたものの、なかなか全体像をつかめないまま、目の前の業務をこなすのに精一杯だった。
自分がコミュ障過ぎた
技術面もそうだが、コミュニケーションの面でも苦労した。
特にしんどかったのがレビューである。
設計ではシーケンス図やクラス図などを作成し、プログラミングでは自分が書いたコードについてレビューを受けることになる。
当然、自分が作ったものについて説明する必要があるわけだが、これがしんどかった。
レビュー前に説明用のメモを作成したりしていたものの、想定していなかった質問を受けるとうまく回答できなかったり、その場で考えを整理できずに言葉に詰まってしまったり。
そもそも、自分が十分に理解できていなかった部分もあるのだと思う。
ただ、理解していたとしても、それをその場でうまく説明できるかはまた別の話。
また、普段の業務ではTeamsやMeet上でのやり取りが中心だったが、質問を切り出すのも苦手だった。
「こんなことを聞いていいのだろうか」
「もう少し自分で調べてから質問したほうがいいのでは」
などと考えてしまい、なかなか質問できない。
かといって、自力で解決できるほどの知識があるわけでもないので、時間だけが過ぎていく。
質問しなければ仕事が進まないのは分かっているし、結局どこかのタイミングでは質問していた。
ただ、分からないことが出てくるたびに、質問のタイミングや聞き方を考えなければならないのが、コミュ障の自分にはかなりストレスだった。
社会人になって10年近く経つ30代のおっさんがこんなことを言っているのもどうかとは思うが、苦手なものは苦手なのである。
そもそも開発の仕事に向いていなかった説
自分は文系出身で、エンジニアとして必要な知識を体系的に学んできたわけではない。
これまでの業務もテストや運用保守が中心だったので、開発の進め方や設計の考え方など、今回初めて本格的に経験することが多かった。
特に、仕様書を読み込んで処理を理解したり、既存の設計との整合性を考えたり、自分で設計した内容を説明したりといった作業には苦労した。
今まで自分がやってきた仕事とは求められるものがかなり違ったと思う。
何より、そこまでして開発の仕事を続けたいのかと考えると、正直そうでもない。
「エンジニアはプライベートでもプログラミングしたり、IT系の勉強が苦にならない人じゃないと難しい」
的な意見を聞くことがあるが、今回の現場ではまさにそれを実感した。
これまでIT系の資格もいくつか取得してきたが、それも仕事に役立つと思ったからであって、別にITの勉強が趣味というわけではない。
新しい技術を覚えたり、難しいプログラムを書けるようになったりすることに、そこまでの喜びを感じない。
そんな人間が、開発中心の現場で働き続けるのはなかなか難しいのかもしれない。
今後について
今回の経験を通して、改めて自分は開発よりも、テストや運用保守のような仕事のほうが向いているのではないかと思った。
というかそもそも、IT業界で働くこと自体が向いていない気がした。
もちろん、業務内容や職場環境にもよるのだろうが。
割と本気で、今の派遣会社を辞めてルート配送等のドライバーや、期間工や工場などのブルーカラー系の職種に行くことも検討している。
今回の派遣切りについては、自分の能力不足だった部分もあると思う。
ただ、そもそも自分に合っていない仕事を無理に続けようとしていた部分もあったと思う。
別に、エンジニアとしてバリバリ成長して、高度な開発業務に携わりたいとは思っていない。
生活に必要なお金を稼ぎつつ、できるだけストレスなく働いて、プライベートの時間を確保したい。
自分が仕事に求めているのは、結局のところその程度である。
そんなわけで、次の派遣先ではもう少し自分に合った仕事ができればいいなと思う。
ちなみに、次の派遣先は決まっていて、今回と同じ自動車関係ではあるものの、ガッツリテスト業務に寄っている。
また、夜勤もある。
何気に夜勤で働くのは、学生のときに1回した単発バイト依頼なので、割と楽しみにしている。
次の派遣先の詳しい話はまた今度にして、これからの10日くらいは引越しの準備を進めつつ、程よく休みを楽しもうと思う。
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